介護現場

介護現場で起こっている”3つ”の危ないこと

介護現場で働き続けて、現在で14年になります。
同じ施設で特養、デイサービスを経験してきましたが、
自分の職場だけでなく、立場上色んな施設や色んな職員さんと
関わってきました。

「14年前と現在の違い」

今回は、その14年間での介護現場の変化を簡潔に伝えながら
現在の危機的状況をお伝えしたいと思います。

職員数・年齢層の違い

14年前 現在
介護スタッフの数 どんどん応募がある 求人を出しても来ない
ステッフの年齢層 20代~30代が中心 30代~50代が中心

サービスの質の違い

14年前 現在
サービスの質の違い 新しいことに挑戦の姿勢が多かった 変化を嫌うことが多い

施設の数の違い

14年前 現在
施設の数 数が少ない 数が増え、倒産する所もある

 

介護現場で起きている”3つ”の危険なこと

人手不足

14年前と比べて、求人応募をしても、来ない施設は
1人、2人が応募してくれればいいほうで、応募してこないなんてことも
普通にあります。

辞めていく数の方が、圧倒的に多く、施設側も
辞めさせないように、職員に配慮しすぎるところもあります。
その結果、何をしてもある程度、目をつぶるなんてこともあると
思います。そうすると、頑張っている職員は、嫌気がさして
きて、やめようとしたりと、負の連鎖がいつまでも続いているという
施設も珍しくないと思います。

介護業界は、もっと魅力的な場所に、変化させないと
この連鎖は、いつまでも続くでしょう。

サービスの質の低下

介護は、施設内であることから、封鎖的な空間でもあります。
人の出入りが少ない施設は、より封鎖的になると思います。
そうなると、人の目がなくなり、職員間で、手を抜くことを
覚えたり、うるさい職員がきたときだけ、真面目にするという
風潮ができている施設もあると思います。

介護の現場の職員さんが、この記事を見ていれば
そういったことは、あると思われる方も多いのではないでしょうか。

介護は、お客さんをもてなすという観点から”サービス業”であるわけなので
”対お客さん”という視点を忘れてはいけません。
よく、敬語を使っていない、上から目線で支持する、自分たちが一番優先
と考えている職員さんを色んなところでみてきましたが
そういったことをしていると、そのことが”永遠”に続き
自分が、歳をとったときに、”同じ目に合う”ということを
頭に入れておいてほしいと思います。

今からの世代に、しっかりとした介護現場を創ることで
将来、自分たちもきちんとした対応をしてもらえると
考えるべきだと思います。

これをしていくのは、施設長や幹部職員もそうですが
なにより現場職員が、変わろうとしない限り
永遠にこの問題を、解決できないままになると思います。

教育制度がない・浸透しない

上記でもお伝えしたとおり、介護は封鎖的な場所でもあるので
しっかりとした教育システムがないと、変な風潮ができあがってしまいます。
これは、一見、偏見にあたるかもしれませんが
「マクドナルドの高校生のアルバイト」「コンビニの学生のアルバイト」
で比較すると、マクドナルドの方は、誰であっても、「笑顔」で「丁寧」で
さらに、「気遣いの言葉もかけてくれる」そんなイメージが強くあります。

さすが、マクドナルドの教育システムはすごいと思いますし
そういう上昇志向の人たちが集まる場所になっているんだと思います。

一方で、「コンビニの学生のアルバイト」で
よくコンビニを利用しますが、「笑顔」「丁寧」「気づきがある」
こういったアルバイトをあまりみかけないようなイメージがあります。
もちろん、とてもいいアルバイトさんもいると思いますし、います。

しかし、よくコンビニを利用するので、わかるのですが
そんなイメージしかありません。

コンビニアルバイトの教育は、オーナーや店長や先輩アルバイトが
行うので、組織的な教育は、ないのでしょう。
だから、そういう人が集まりやすい場所なんだと思います。

話は、それましたが
介護業界も同じで、「組織的な教育システム」がないと思います。
介護業界は、これからさき、段階の世代が押し寄せて
医療と同じで、最も人員が必要な業界だと思っています。

今、この瞬間から
誰かが変えていこうことしないと
「未来の介護は、とっても暗い」ものになると思います。

 

今後、必要な対策

介護の業界の問題は、もはや、介護業界の中の人達だけで
解決できるものでは、ないと思っています。
今こそ、「様々な職種」が入り込み、改革をしていかないといけません。
介護だけの凝り固まった考えでなく、一般の方からもたくさんアイデアや
仕組みづくりを学んだり、協議していくことが必要不可欠だと思います。

介護の中だけで、解決せずに、介護の世界を本当の意味で
社会全体で、大きな問題と捉え、色んな職種から
助けてもらうことが必要だと思います。

たかだか、介護の記事の一つですが
多職種の方で、熱い思いをもって、改革してくれる人や
会社が出てくることを切に願います。